52号室の特徴は、柾目【まさめ】(※)づくし。天井と床柱が杉、書院の天板が欅【けやき】、それぞれ柾です。最大の見どころは、人間国宝・中川清司氏による木画作品である床板。秋田県鳥海山【ちょうかいさん】で掘り出された樹齢1000年といわれる神代杉【じんだいすぎ】を「柾合わせ」という特殊な技法で作られています。柾目ならではの落ち着いた雰囲気に加え、この大きな床板が部屋全体に広々とした印象を与えてくれます。
また、のんびりとすごしていただくご提案としては、床の間の脇にある書院と玄関と本間の間にある坪庭ですね。どちらも日本家屋の「縁側」を意識しており、心を落ち着けて旅先からの手紙を書いていただいたり、ゆったりと庭を眺めていただいたりすることで、このお部屋をご堪能していただきたいですね。
| ※ 柾目【まさめ】 |
木目がほぼ平行に並んでいる木板のはじの部分を指します。高樹齢の大径木からしか取ることはできません。 |
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